皆さんは狼犬を見たことがありますか?
狼犬と言えば犬と狼のハーフなんですね。
実は自分も昔カナダのワーキングホリデーに行った時に一度だけお目にかかったことがあります。
やはりハスキーよりも体は大きくて毛はモコモコ。
犬みたいに甘えた目をしていましたが、狼の血が流れているからかどこか野性味を感じました。
ところで日本ではなかなか見かけないので飼うことができるのか気になります。
そこで狼犬の特徴と日本でも飼育が可能か見ていきましょう!
狼犬とは?
狼犬は狼をシベリアンハスキーやジャーマンシェパードと交配させて生まれたものでハーフでウルフドッグ、ウルフハイブリッドと呼ばれています。
狼の血の75%超える狼犬はハイパーセントと呼ばれ、野性的な見た目は狼に近いです。
そんな精悍ないで立ちが人気を呼んでいるよう。
体高は66〜81cm、体重が45〜70kg。
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↑こちらはジャンプした瞬間に撮影したものですが、やはり大きいですね!
一緒にいる男性の身長を超えてしまいそうです!
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どの人間とのツーショットを見ても狼犬のデカさを物語ってます。
やっぱり本当に狼の血が濃いんですね。
そしていとも簡単に抱き上げてしまう男性もすごいです!
やはり犬とは違う狼犬
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まず、狼犬は犬とは違うものだと思った方が良いです。
犬のようになつきません。
狼犬は非常に用心深く環境変化にも過敏です。
独立心が高く犬みたいにしつけが難しいケースもあります。
しかし、狼の集団行動の中の上下関係を重んじる習性を受け継いでいるので、仲間意識と社会性が高いと言えます。
犬の従順さも持ち合わせているので、しつけ次第で信頼関係を築くことは可能です。
なので飼い主がしっかりとリーダーシップを取って育てていく必要があります。
そして運動量も犬を上回ることも。
狼犬は1日に2〜3時間以上の運動量を要します。
散歩中にグラウンドなど連れて行って走らせるとかしないとストレスがたまります。
それだけに犬よりも世話が大変なんです。
日本で飼育は可能か?
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日本では滅多にお目にかかれないけど、500頭ほど飼育されています。
狼犬を購入するにはブリーダーかもしくは海外から輸入になります。
お値段は30〜50万。
種類によっては100万になるとか。
狼犬は都道府県や市町村によって「特別犬」に該当される場合があります。
お住まいによって檻の設置も義務付けられることも。
狼犬は運動量があるので敷地内で広い面積も必要になります。
また、警戒心が強い上に狼の凶暴性も持ち合わせているので身近な人以外の人間を襲う可能性も、、、。
実際に北海道で女性が狼犬に襲われた事件がありました。
だから犬みたいにベッタリというわけにはいかないので、一定感の距離を持つ必要があります。
それにしつけに熟練した人でないと飼育は難しいです。
アメリカでも憧れだけで狼犬を飼ったものの手に負えなくて手放したケースもあります。
狼犬の生態やしつけを熟知した上でトライした方が良いということですね。
狼犬には狼犬の種類がいる
狼犬には何種類かいます。
ジャパンケンネルクラブで純血種と認めらるてるのはサーロスウルフボンドとチェコスロバキアンウルフドッグです。
サーロスウルフボンド
オランダで狼とジャーマンシェパードと交配させて誕生した狼犬です。
柔軟性、反射神経や持続力と運動神経は総じて抜群でエネルギッシュ。
警戒心は強いが家族には愛情が強いので、一貫した訓練わ行っていれば立派な家庭犬になれます。
また、高い訓練を施せば警察犬や盲導犬になることも分かっています。
ただ訓練を曖昧にしてしまうと立場が逆転してしまいかねないので初心者には難しい種類です。
チェコスロバキアンウルフドッグ
カルパティアオオカミとジャーマンシェパードを交配させたものを基礎に改良しています。
犬の特徴が強く出ていますが、見た目は狼に近いです。
特徴はふさふさしたたち耳に垂れ尾でロングロード。
内向的だが訓練を行えば子供や小動物に優しくなれます。
こちらも訓練をしっかりしてないと立場が逆転してしまいます。
まとめ
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犬とは一味違う狼犬は独立心が旺盛で思い通りにならないかもしれません。
狼犬の世話は並大抵ではないけど、信頼関係を積み上げていけばかけがえのないパートナーになるでしょう。
飼うと決めたらブリーダーとよく相談してしっかり狼犬の特性を知ってから迎えてあげましょう。
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