

こんにちは、麗奈です。
今日は、私の実体験に基づくバイリンガル教育の失敗例と成功例を見ていこうと思います。
目次
バイリンガル教育成功例
私が子ども英会話講師として働くいていたときの同僚の話です。
彼女の家にお邪魔したとき、すごい衝撃を受けました。
日本の地方都市に住んでいるにも関わらず、バイリンガル子育てに成功され、娘さんが英語がペラペラの子供に育っていたのです。
彼女は、七田式超右脳英語トレーニングという右脳を使ったメソッドで娘さんをバイリンガル教育していました。
【世界の七田式!】35日完結バイリンガル英語脳プログラム<七田式>
当時は私も彼女に感化され七田式教育の著者で七田式チャイルドアカデミーの創始者である
七田眞先生の本を沢山読んでバイリンガル教育に夢を膨らませていました。
日本で生活しつつも、子供をバイリンガルに育てられるなんて
「かっこいいい~」って!
彼女の娘さんは小学校低学年にして既に英検2級を取得していました。
英語もネイティブのようにペラペラとお母さんと楽しそうに話していました。
当時子供のいなかった私は、「いつか、私の子供もバイリンガルに育ててみたいな~♫」
って簡単に出来るように錯覚していました。
娘さんが英語が好きでたまらなくて自ら進んで英語を勉強しているというお話でした。
彼女はキリスト教のユタ州ソルトレイクが本拠地のモルモン教の信者でした。
日本在住のアメリカ人のモルモン教信者のお友達や宣教師の方から、英語を教えてもらっていると言ってました。
『子供が中学生になったら子供を友人の宣教師の家にホームステイさせてもらいながら、夏休みはアメリカに毎年留学させるつもり』と話していました。
ご主人は生粋の日本人で別に英語教育に関心があるような感じではありませんでしたが、彼女は非常に熱心でした。
フラッシュカードや教材を駆使してバイリンガル教育に専念されている彼女を見てステキだな~って思っていました。
バイリンガル教育失敗例 いざ、子供が生まれてみると難しすぎました!

この写真は、息子が小さい時に使っていた教材のごくごく一部です。
私の家のクローゼットには、使われる事なく、山のように子供英会話教材があります。
しちだ式の教材のさわ子の一日(スペイン語版)とゆきおの1日(英語版)は何度も息子にBGMで繰り返し聞かせていました。
効果はさておき、教材的には、なかなかの優れものでした。
児童英会話講師として子どもたちに英語を教えていたときの教材やら、自分が勉強ように買ったり、自作の教材まで。。
「将来、子供ができたら英語やスペイン語も教えて3ヶ国語堪能なトリリンガルに育てようと意気込んでいた私!」
(笑)(笑)(笑)
見事、失敗に終わりました。(笑)
息子が赤ちゃんのときから3歳近くまで家でアルクの教材や、七田式バイリンガル教材やらをCDで毎日聞かせたていました。
ペルー人の旦那は、スペイン語のCDをかけ流したり、スペイン語で息子に話しかけたり、私たち夫婦は息子にベビーのときからシャワーのように外国語を聞かせていました。
ですが、2歳7ヶ月が経っても言葉が出てこないので、心配になって言語療法士の先生のところに相談に行くと、
「バイリンガル教育の弊害で、息子さんの頭がこんがらがってしまい、言葉が遅れています。しばらく日本語だけの環境を作ってあげて下さい。」とのお言葉がありました。
「息子の言葉が遅れているのはバイリンガル教育のせい???」
びっくりして言葉が出ませんでした。
その日を堺に日本語だけで生活するようにしたら、
突然、すらすらぺらぺらと息子が日本語を話すようになったのです。
フランス在住の心理学者サンドラ先生のアドバイスは?

私はメキシコ出身でフランス在住の多言語を自由にあやつる心理学者のサンドラ先生に息子の話をしてみました。
サンドラ先生は私のオンラインスペイン語の先生です。
スペイン語、フランス語、英語、イタリア語、日本語を自由に操る彼女に息子の事を相談してみたところ、
「もう少し待っていたら全ての回路がつながって3か国語が自由に話せるトリリンガル子育てに成功していたはずよ♪」と言われました。
ショック!!
息子は外国語を勉強するのを嫌がっているので、もう今からでは遅い!!
英会話オンライン無料体験を息子に実験台になってもらい、何度かレッスンを受けてもらいましたが、
「もう、レッスン受けたくない、やりたくない」と言われてしまいました。
旦那がスペイン語で話すと「日本語で話して!」との一点張りで習う気ゼロ。
私が「英語を教えてあげる」というと、「学校でALTの先生に教えてもらっているから教えてくれなくても大丈夫よ!」とのお返事!
我が家のバイリンガル教育は悲しいかな失敗に終わりました。
将来、外国語を一生懸命勉強するかどうかは息子が決める事でしょう。
子供は好きなことを伸ばしてあげた方が良いので今は、全く英語もスペイン語も教えていません。
嫌がるので 。。。トホホ。。。
言語の勉強が好きになる子供と嫌いになる子供がいるという事を、はっきり知ることが出来ましたね。
バイリンガル専門家がyoutubeで語るバイリンガル教育とは?
バイリンガルちかさんの日本帰国youtube
バイリンガルちかさんはオーストラリアのメルボルンに住んでいます。
子供をバイリンガルに育てるには外国に住んで、親は子供に日本語で話しかけるのが一番いいですね。
日本の中で子供を英語が話せる子供に育てるのは本当に難しい!!
バイリンガル教育の専門家の意見とは?
親が本気で英語と向き合うことが子どもにとって一番の動機付けになる
子どもに英語を押し付けるだけでなく、親自身が英語に関心を持ち、いっしょに学ぶ姿勢を見せることは非常に大事なことです。
小さな子どもは、お父さんお母さんが夢中になって取り組むことに興味を覚えるものです。まず親が本気で英語と向き合うこと。それは巡り巡って、子どもの英語学習に対する動機付けにつながるのです。親が子どもといっしょに英語の本を読むのはいいことですが、読み聞かせはネイティブ音源などを利用することをおすすめします。お母さんがネイティブレベルでない限り、間違った発音や言い回しが身についてしまい、後で学び直しに苦労する可能性がありますから(笑)。
まずは母語をしっかり身に付けつつ英語環境を作ること!
家庭内に「自然と英語学習をしたくなる雰囲気」を作るということも効果的です。ただし、やり過ぎは禁物です。
日本では英語教育が遅れている反動なのか、一部の教育熱心な親の中には「日本語よりも英語が大事」と考える人も少なくなく、幼いうちから極端に英語に比重を置いた環境で子育てをしてしまうことがあります。その結果、自然な母語の発達が妨げられ、日本語も英語もどちらも未熟なままになるケースもありえます。本来、理想的なバイリンガルの姿とは、日本語を母語としながらも高いレベルで英語を運用できる人材なのですから、これでは本末転倒ですね。
母語は単なる言葉を超えて、自らのルーツや文化、アイデンティティと切り離すことのできないものです。そして母語は英語の習得の邪魔になるものではなく、むしろ知能や情緒面での発達に欠かせないものであるということを、各家庭がしっかりと理解することが大事です。
バランスよく2つの言語を育てていくのは、そう簡単なことではありません。
お父さん・お母さんには、その長い道のりの過程で、子どもたちが常に英語への学習意欲を保てるような環境づくりをサポートしてあげてほしいですね。
まとめ

たった35日でうちの子が英語を話した!楽天4部門1位の英会話!<七田式>
こどもが興味を示すようならどんどんバイリンガル教育を楽しみながら進めていけばいいな~♪って思います。
子供のもともとの性質もあるので、好きかどうか子供の気持ちにゆだねるのが大切だと思いますね。
☆子供が好きそうなら、親子で楽しみながら、バイリンガル教育に励む♪
☆嫌いなようなら、流れに任せて子供に英語の勉強を無理強いしない♪
というのが私の考えです。
バイリンガル教育って奥が深くて面白いテーマだと思います。
私の記事が読者様のバイリンガル教育のご参考の一つのヒントとなれば幸いです!
