今日は、私の旦那から聞いたベトナム人研修生、留学生の話を書いていこうと思います。
私の旦那はペルー人です。
そして25年以上日本に住んでいます。
日本の車や農機具を作る工場で夜勤をしています。
工場では沢山のベトナム人と一緒に働いています。
私は、いつもベトナム人の話をた~くさん旦那から聞きます。ほんとにた・く・さ・ん!
旦那の勤めている工場ではベトナム人をいっぱい雇っています。
派遣会社経由の人たちもいればベトナム現地まで行って面接を実施し日本に呼び寄せた人たちもいたり様々なケースがあります。
ですが、ベトナム人同士だからみんな仲良しかというと実態は全く違います。
差別意識が根深くあるそうです。
日本に留学中のベトナム人は工場でアルバイトとして働いているのですが、現地雇用の研修生のことを下にみて差別しているのです。
そして、バカにしているのがはっきり見て取れるそうなのです。
「俺はこんな工場で働く人間じゃない!」というふてぶてしい態度でさぼり放題。遅刻、無断欠勤も日常茶飯事です。
もちろん留学生として、学校で日本語を学んでいるので日本語は研修生に比べ流暢に話せるそうなのですが、昼間学校に行って少し仮眠して仕事にくるという状態なので、工場で働いている途中に寝ているケースが多々あるそうです。
かなり無理しているのでしょう・・・そして毎日研修生として働いているベトナム人を「お前らと俺たちは違う」という風にバカにしているのです。
ですが、勤務態度がまじめで、一生懸命働くのは研修生だそうです。
きちんと夢を持って日本に来ているので、生活も質素で貯金もし、ベトナムに帰国したら、家を建てたり、大学へ行ったり、ビジネスを始める際の資金を計画的にためているようです。
主人の同僚でリンさん、タムさんという2人のベトナム人に会った時は日本語も上手でとても好感がもてました。
2人とも一生懸命休みの日には、日本語の勉強を頑張ったり、家族に連絡をしたり親孝行していました。
日本人もそうですが、~人だから・・・という価値判断は時にとても危険です。
日本人もベトナム人も良い人もいれば、悪い人もいます。気が合う人もいれば、全然気の合わない人もいます。
なるべく「~人」という価値基準で人を判断してはいけないなあと思います。難しいですけれど・・
追伸
最後におバカな理由でベトナムに早期強制帰国させられた、もやしについて話そうと思います。
もやしとは、ひょろっと背が高くやせていたベトナム人研修生のあだ名です。
もやしはコンビニでエロ本を盗んでしまった所をコンビニ店主にみつかり、工場に警察から電話があり、窃盗の罪で強制帰国となりました。
3年の研修期間を1年で終了させられ日本をおさらばしていきました。
エロ本は自分のお金で買いましょう!
何ともおバカなもやし君のお話です!
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