6月22日のメットライフドームでもまふまふさんのワンマンコンサートのレポを書いています。
よろしければ、レポ(1)〜(3)もご覧ください。
まふまふ!!!! ライブ!!!!! メットライフドーム!!!!レポ(1)
まふまふ!!!! ライブ!!!!! メットライフドーム!!!!レポ(2)
まふまふ!!!! ライブ!!!!! メットライフドーム!!!!レポ(3)
さて、アンコール曲も三曲を終えた時、まふまふさんが、
「真面目な話をしてもいいですか」
と切り出します。
会場はシーン。
いじめに遭っていた過去や、
ロックバンドの曲に励まされたこと、
見返したやりたくて入った大学で作詞の勉強をして、
人一人ギリギリ入れる屋根裏で立ち膝で作曲をしてきたこと、
動画をアップするようになって、叩かれて、評価をされたら妬まれて、
活動を辞めてしまった友もいて…
そういったことを、絞り出すようにして丁寧に話してくれました。
そして、
「流す涙も無くなるくらい泣いてきましたが、
もう一度生まれ変わるときがきたら
僕に生まれたいです
ありがとう」
(全てはメモできませんでした。実際のセリフと違う箇所があると思います)
まふまふさんは泣いていたようです。
「がんばれ〜〜」という声が会場のあちこちから聞こえます。
私はずっとずっと、まふまふさんの代表曲である「輪廻転生」の歌詞について考えていました。
翌日のひきフェス用に作られた新曲、「ワールドドミネイション」の歌詞についても考えていました。「ワールドドミネイション」のイントロは「輪廻転生」に似ています。
傷ついた今日も いがみ合いも
今は前世に置いていけ
という歌詞も、輪廻転生を彷彿させます。
まふまふさんの歌詞によく使われる「十字架を背負って」とか「輪廻」とか「生まれ変わる」とか、ぼやっとしか繋がってなかったのですが、
もう一度生まれ変わるときがきたら 僕に生まれたいです
のひとことで、何か繋がった気がしました。
まふまふさん、ずっと辛いものを抱えてきたのだと思います。それはもう、歌詞からしてそんな気がします(それでたくさんの人の心に響いていると思います)。
きっと、諦めた恋や友情もあったのだと思います。「忍びのすヽめ」の歌詞で伺えます。
また、歌い手の仲間かは知りませんが、道半ばで力尽きた友人もいたのでしょう。
まふまふさんのせいではなくとも、そういう人たちの想いを、自分の夢を叶えるために犠牲にしてしまったような罪悪感があったのかもしれません。
または、妬まれることによる仲違いもあったのかもしれません。
この道でいいのか?
この自分でいいのか?
何もかも終わりにしてやり直したい、自分以外の何かになりたいと思って、でも自分を辞められなくて苦しい時期もあったのかもしれません。
そして、その苦悩を理解されずにさらなる中傷を受けたこともあったのかもしれません。孤独だったと思います。
でも、そうやって彷徨っているうちに、仲間が見つかり、ファンに迎えられ、
「さまよってさまよって 気づいたら ここに立っていました」
そんなことを言っていました。
まふまふさんがツイッターで書いていた言葉をご紹介しますね。
2019.06.22
ひきこもりでもLIVEがしたい!〜すーぱーまふまふわーるど2019@メットライフドーム〜無事終了いたしました。
本当にありがとう。涙って自然とあふれるものなのですね。
ワンマンライブ、昨日から今までの気持ちを書き残していました。 pic.twitter.com/2P9bisdCSp— まふまふ@6/22まふまふワンマン西武ドーム (@uni_mafumafu) June 22, 2019
最後のページもご覧になれましたか?
「やっぱりこの人生で良かった」
と書いてありました。
裏を返せば、ずっと「この人生でいいのか?」って自問自答してたんでしょうね。
でも、
「ワールドドミネイション」の歌詞を借りると、
奇跡の類は好かない 苦楽のどれもが必然で
迎える大団円だ
の心境になっているのかもしれません。
私は、まふまふさんのことを知ったのはほんの半年ほど前です。
でも、この人、これからドンドン有名になる(もうすでに有名ですが)と思いました。
今咲いた花以上の大輪をいくつも咲かせるような気がしました。
だんだんとライブチケットを取るのが難しくなるだろうと思いました。
だから、今回行けて良かった。
「居場所がなくて辛い」歌というと、浜崎あゆみの世代なのですが笑、
若いまふまふさんの歌が次世代の若者の心に寄り添い、
そしてその実力と才能から、これからは幅広い世代に支持されていくだろうまふまふさんをこれからも見ていきたいと思っています。
さて、しんみりしたまま終わらせません。
最後の最後の曲は、「すーぱーぬこになりたい」で、有終の美を飾りました。
私は、実力不足でノリきれなかったのですが、「にぼしにぼしにぼし」「にゃー」コールがすごかったです。猫の国に迷い込んでしまいました笑
息子も寒さを乗り越えて最後はぬこになることができました笑
ラストの曲が終わった後も、まふまふさんは何回もお辞儀していました。
なんだかお辞儀が似合う人だなあ…。
私もお辞儀して言いたいです。
素敵な時間をありがとうございました。
余談ですが、帰りの電車のチケット買うのに、めちゃくちゃ混んでた。地方からの参戦者からすると、ありえないくらい混んでいましたので、現実逃避で目に入った中華料理屋に行きました。そこの豚骨ラーメンがめっちゃ美味しかった笑
1時間くらい時間潰したのに、まだ混んでて、結局埼玉の兄のうちに着いたのが夜11時すぎ。
息子くんも、よく持ちこたえました笑。
この旅で、息子との絆も深まった気がします。いつも妹に邪魔されるもんね…。
良い時間でした。感謝!!!!
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