『ひとり親でも子どもは健全に育ちます』続き

ひとり親でも子供は健全に育ちます




みなさんこんにちは。

今日もこのブログに訪れて下さってありがとうございます。

前回『一人親でも子どもは健全に育ちます』という本の紹介をしたのですが、話が長くなってきたので、今回に続いています。

それは、子どもが健全に育つためには、両親が揃っているとかお金持ちとかそういうことではなくて、他の要因があるのではないかという私の疑問に答えてくれる本でした。

子どもが健全に育つためのファクター。

それはきっと子育てというステージではなくても、どんな人間だって当てはまるのではないか。大人にだって当てはまるのではないか、ということをたくさん見つけました。

前回は、まずは「たっぷり甘えさせてあげる」

そして「親自身が豊かな人間関係を持つ」、

ということをご紹介しました。

今回はその続きです。

目次

〜毎日の食事に気を配ろう〜

子どもが思春期になって口数が少なくなる時があります。

または、親自身が忙しく、あまり子どもと向き合う時間が取れないこともあるでしょう。

そんな時に、有効なのが「食事の時間を居心地の良いものにする」ということです。

それは贅沢な食事をするというわけではなく、子どもが好きなものならなんでも良いそうです。

大事なのは、「あなたが好きだから出してみたのよ」という親の気持ちが伝わることです。(p.94)

家庭の中で自分が希望したことが叶えられる。こうしたことが積み重なることで、子どもの気持ちはやわらいで、少しずつ解放されていき、家庭を居心地のいいものに感じます。(p.96)

自分の帰る場所が居心地がいい場所になることで、子どもは安心して外の世界へ飛び出していけるようになれるのだそうです。

これは確かに大人でもそうですね。

やはり家でも気が休まらないと、スタミナが切れてきてしまいます。

仕事と家庭のワーク・ライフ・バランスがやっと叫ばれ始めていますが、大人にとっても子どもにとっても内と外のバランスは切実な問題です。

 〜子どもの自尊心を守ろう〜

佐々木先生は仕事柄、臨床の場で多くの非行少年・非行少女と面談してきたそうです。

彼らは意外に雄弁だそうで、そしてそのおしゃべりの内容は9割ほど家庭の不満らしいのです。皆が口を揃えて言うことは、

「親が自分のプライドを守るために、自分(子ども)のプライドを傷つけた」

ということらしいのです。

本来、親の愛情というのは、子どものプライドや自尊心を守ってやるために、自分のプライドをどのように捨てるかということが大事で、それさえきちんと対処していれば、子どもは決して非行などには走りません(p.99) 

これは、大人になって部下を育てるような場面でも当てはまることですね。

やはり上司のプライドを押し付けられていると感じるような職場では不信感が募ります。

ただ、これはとても難しいことですね。

プライドを保ちたい気持ち、とてもよくわかる気がします。

ただ、何かの本で読みましたが、「親はグッドルーザー(良い敗者)になることが大切」らしく、それは他の家庭を見ても、お父さんとお母さんがさほど威張らず子どもに手柄を譲っている家庭の方が、お子さんが優秀に育っているように思います。

〜まとめ 親自身が自分の人生を豊かに生きる〜

色々と書きましたし、書籍の方にはもっと具体的なことが丁寧に書かれているのですが、佐々木先生の本で強く感じることは、

「親自身が豊かな人間関係を持つ」

「親自身が豊かな人生を送る」

「色々な人の手を借りて子育てをする」

そのことが子どもにいい影響を与えるということです。

そして、大切なことは、

「子どもに対しては母性(全てを受け入れる)→父性(社会性を教える)の順序を間違えない」

ということです。

昨今は、母性を与えないままに父性ばかり押し付けるお母さんが増えてきたそうです。お母さんのみならず、祖父母の中にもそういった方が増えているそうです。

ひとりで子どもを育てている場合は特に…というか、現代は核家族が多いので、父性(社会性)は外で頑張って身に付けているのでしょうから、家庭は受け入れてあげるだけで十分なのかもしれません。

私自身はずっと祖母と同居していましたので、祖母がだいぶ甘やかしてくれた記憶があります。

他の人の話を聞いても、おばあちゃん子でありえないくらい甘やかされていても、今立派に自立している人がいます。

現代は甘やかしてくれるおじいちゃんおばあちゃんが近くにいなかったり、学校の後は習い事や塾で忙しかったりと、子どもは息つく暇がありません。

それはひょっとしたら大人でも同じかもしれません。

現代の「家」は「受け入れられている心地良さ」を構築することが何より大切なのかもしれませんね。

子どもがいくつになっても、お母さんは子どもの教育者ではなく、保護者でいてあげてください(p.16)

読んで下さってありがとうございました。

※前回、「夫婦仲が良いに越したことはない」 と書きました。このブログは離婚を推奨するものではないことも付け加えておきます。

理由は、私の父の話です。

私の父方の祖父母は仲が悪かったらしく、父は大層心を痛めて育ったようです。

つい数年前でも「お父さんとお母さんどちらが好きか聞かれて2人とも好きなのに辛かった」とか、「アルバムにおじいちゃんがあまり写ってなくて悲しかったけど、写真撮ってくれたのがおじいちゃんだったんだ!」と発見してひどく喜んでいたりだとか、おばあちゃんと離れるのが忍びなくて進学や就職を県内にせざるを得なかったりだとか、良くも悪くも父の悩みの種であったと思います。

もちろん「悲しい」イコール「不幸」ではなく、父のその経験から現在があるという生き方をしてきたんだろうと思うし尊敬しています。

ただやはり大好きな父の少年時代の心情を想像すると胸が痛むところはあります。

ひとり親でも子どもは健全に育ちます。

それは本当にそうだと思います。

だけど、何がベストかわからないけれど、愛する子どものお父さんとお母さんが仲が良いのであれば、それはひとつのベターな選択になのではないかと思っています(もちろん死別もあるし一緒にいる方が不幸なこともあるので、その時その時のベターな選択をするしかないと思います)。




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